死亡保険金の請求をする。
お亡くなりになった方が死亡保険に加入している場合は保険会社に対して保険金の請求をすることとなります。
死亡保険の保険金は受取人側から請求をしないと支払われることがありません。
また、お亡くなりになってから２年以内に請求をしないと消滅時効にかかりそれ以降保険金を受け取る権利がなくなってしまう場合もありますので注意が必要です。
受取人が指定されていない死亡保険金につきましては保険金は相続財産となりますので、相続人が確定するまで請求をすることはできません。
遺産相続をする際に死亡保険金は高額となることも多いため揉め事の種になりやすいものでもあります。
事前に受取人となってほしい人が決まっている場合は、受取人をしっかりと指定しておくほうがよいでしょう。
住宅ローンを組んでいる場合などは団体信用生命保険に加入することが条件となっている場合も多いでしょう。
民間の金融機関から融資を受けている場合などは加入が義務付けられている保険ですので一度確認してみましょう。
この保険はローンの支払い義務者となっている方が住宅ローンの支払い途中にお亡くなりになってしまった場合、融資をした金融機関側が残債務の支払いに当てられるように金融機関を受取人として加入する保険です。
住宅ローンがまだ残っている状態でお亡くなりになった場合、この保険の受け取り手続きを行うようにローンを組んでいる金融機関に行き手続きを行うようにします。
この手続きを行うことで、残っているローンの支払いはなくなり残債務が相続財産となることはなくなります。
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