遺言・エンディングノートについて|死後の手続き
自分自身が死亡した場合葬儀の手配や相続の手続きなどももちろん自分自身ではできませんので、そのような手続きや手配などを実際に担うのは残されたご親族という事になります。
ただ、実際のケースでもよくあることなのですが残された親族の中でも誰がそのような手続きを実際に行うのかや、どのような方法で行うのかで悩んだりもめてしまったりする事があります。
自分自身の死後の事柄でご親族に迷惑をかけない為、又ご自身の望む送られ方をしっかりと選択するという意味でも生前からできる準備はしておいた方が賢明です。
では、生前に準備するための方法などにはどのようなものがあるのか解説していきます。
遺言・エンディングノートについて
・ 遺留分について |
・ 遺言作成簡易診断 |
遺言・エンディングノートについて|死後の手続き記事一覧
エンディングノートについて
エンディングノートについては、現在でも辞書のように分厚いものから、大学ノート程度の薄手のもの、税務や遺産、医療、葬儀など特定の項目に特化したものなどさまざまな種類のものが販売・配布されています。中には膨大な記載事項を書ききれず、途中でお亡くなりになってしまう方もいます。エンディングノートを使う場合は...
遺言書の持つメリット
一昔前は遺言を書くことを家族から頼みたいと思っても「縁起でもないと怒られる」、「死ぬのを期待しているようで言い出しにくい」と言われていましたが、昨今ではその風潮もだいぶ薄まっています。相続において、なぜ遺言書が必要なのか、と言いますと、遺言者の意思を伝えることによって、無用な相続争いを防ぐことができ...
遺言とは?「遺言書の基本事項」
日本語の「遺言」とは形式や内容にかかわらず広く故人が自らの死後のために遺した言葉や文章をいいます。一般的に皆さんが持っているイメージの遺言もこのようなモノであろうかと思います。一方、法律上の遺言とは民法960条に規定があり、一定の方式によることを必要とする行為(専門用語では要式行為という)で、その方...
遺言の種類 〜3種類の遺言の方式について〜
遺言には自筆証書遺言・秘密証書遺言・公正証書遺言の3種類があります。自筆証書遺言自筆証書遺言は自筆で全文・日付・署名をし、押印します。 注意点としてすべて自筆でなければならないということです。(パソコンのワープロソフトや印刷物、他人の代筆などは不可) 作成は簡単で費用もかかりませんが、内容や方式に不...
遺留分について
遺留分とは、民法で以下のように規定されています。民法 第1028条兄弟姉妹以外の相続人は、遺留分として、次の各号に掲げる区分に応じてそれぞれ当該各号に定める割合に相当する額を受ける。一 直系尊属のみが相続人である場合 被相続人の財産の三分の一二 前号に掲げる場合以外の場合 被相続人の財産の二分の一遺...
遺言執行者について
せっかく遺言を書いても遺言の内容が実行されなければ、意味がありません。しかし、遺言の内容が実行されるかどうかをご本人が確認することはご自身がもうお亡くなりになってしまっているため現実的にできません。そこで信頼できる人物に遺言の内容をきちんと実行するように依頼することが必要になります。その遺言の内容を...
遺言の撤回(取消)
遺言はいったん書いてしまったら、もう修正ができないというものではありません。法律上、遺言が有効になるのは確定日付のあるもののうち、もっとも新しいもの、となっています。つまり、一度遺言を書いても、状況の変化にあわせて、新たな日付で遺言を作成すれば、新たな遺言が有効となりますので、何度でも書き直すことは...
